認知症を理解する
認知症は、65歳以上の方の約8%にその症状が見られます。
認知症の症状は、物忘れや身体障害に留まらず、人格崩壊に至る場合もあります。
実は、脳細胞は20歳代をピークに1日10万個程度死滅すると言われています。
これは、脳の老化のひとつで自然のことです。
しかし病気による脳萎縮や脳血管性障害で認知症になると、体験や出来事の記憶のすべてが失われてしまいます。
このため、社会生活が困難になったり、日常生活が困難になったりします。
認知症の原因の多くは、アルツハイマー病や脳血管性障害です。
アルツハイマー病は多くの方が耳にしたことがあると思いますが、神経細胞が徐々に死んでいく病気のことです。
そのため、脳全体の委縮が見られ、知的機能も全体的に低下していきます。神経細胞が徐々に死んでいくため、認知症の症状も徐々に悪化していきます。
しかし、なぜ神経細胞が死んでいくのか現在のところ解明されていません。
脳血管性障害とは、脳の血管が詰まったり、破れたりすることです。
その結果として認知症の症状が出ます。また、破壊された部分により、症状の現れ方が異なります。
認知症になると、主に次のような症状が現れます。
・記憶障害
・抽象能力や判断力の低下
・不安や依存
・見当識障害
・昼夜逆行
・異食、過食
・攻撃的行動
・妄想、幻想
などです。
また、アルツハイマー病の場合、徐々に悪化していきますので段階があります。
初期症状としては、物忘れがひどい程度です。
中期症状として、時間や場所の認識が無くなってきます。そして言葉の意味が解らなくなってきたり、妄想や幻覚症状が現れます。
末期症状として、会話や日常生活が送れなくなります。最終的には人格の崩壊が始まり、無表情でコミュニケーションを取ることも非常に困難になってきます。
これら認知症にかかってしまう前に予防の方法としては、
・食生活の改善
・適度な運動
・禁煙、禁酒
・適度な刺激
などが必要です。
他にも、認知症予防サプリメントなども効果的です。
とはいっても、上記のことは認知症に限らず健康な体を維持する上でも必要なことです。
健康な老後を送るためにも、若いうちから心身ともに健康な生活を心がけましょう。